心と身体に障害を持つ人の日常〜人生紆余曲折〜

震災原発事故被災後にひき逃げ事故の被害者になった人間の日々です

『病気』だと言う自覚

私の父親はアルコール依存症だと言う話を以前書きました。

 

その後、比較的我が家から近い病院でアルコール依存症の治療をしている病院があるのでそこに転院させて治療を受けさせようと動いていましたが、コロナ禍の為に新患の受け入れをしておらずその病院での治療は不可能に…😰

 

どうしたものかと、現在通院している精神科のソーシャルワーカーさんと話し合いながら、ケアマネさんと私のダンナさんに協力を頼みました。

 

苦渋の決断です。正直言って物凄く嫌です。それでもこの状況を打破する為に、ソーシャルワーカーさんも医師も言った「環境を変えるのが1番効果的です。」を実行するべく両親を我が家に連れて来る事にしました。そして、父親を断酒させます❗️

 

この決断、先ず母親を説得させるのが大変でした。私も通院やらなんやらで家を空ける事があるので、父親だけを連れて来る訳にはいかないのです。

こちらに来てもディサービスには通える様に手筈は整えましたが、週2回です。それ以外の日は家にいる為、父親以外の人間が誰か1人は一緒に居ないといけません。ダンナさんは来週末から入院。私は身体障害があるので、万が一の時に父親の介助が出来ません。そうなるとやはり母親にも来てもらわないと困るのです。

 

しかも、父は私の『脳脊髄液漏出症』という疾患に全く理解がない為、横になっている私を見て怒ります。「何もしないで昼間から横になってるなんて、随分といいご身分ですなぁ。」などと嫌味をブチかましてきます。左腕の痛みや動きの制限も「お前の気力が足りない。」と言う始末。正直言って本当に来てほしくない。けれど、向こうで何かある度に呼び出されたり、電話してきてまで嫌味を言われるのも既に限界です😱とにかく、父親のアルコール依存症に付き合うのはもう無理です。

 

なので今回、私自身相当なプレッシャーの中での生活を送る事になってしまうのは覚悟の上で挑みます。

最悪、あまりにも酷かったら警察呼びます。施設入れます。母親にも言いました。本当にお酒やめてほしかったら、それくらいの覚悟を持ってほしいのです。そうじゃないなら我が家に頼って来るなと言う話です。貴女も大変なんだろうけど、私だって相当大変なんだと分かってほしい。

家族にとって、残念ながら父親はガンです。

あの人がいると気持ちが休まりません。24時間ストレスに耐えて過ごさなければならないんです。いるだけで眠れなくなる程にストレスの元凶なんです。

 

…話が私の愚痴になってきましたね…、すみません🙇‍♀️

 

要は何が言いたいんだって事で、それは「父親も病気だけど母親も一種の病気である事に気付こう」と言う事です。

あの2人を見てると、DVの加害者と被害者に見える…。

なんでも暴力(言葉も含む)で解決しようとする父と「私がしっかりしていれば」と、それに対して自分を責める母。

これってどう見てもそう思いませんか?私だけじゃないですよね?いくら昭和初期生まれだからってちょっとおかしいですよね?

しかも、本人達がそれを自覚していない。だから今回、ウチに来て自覚してほしいんです。「2人共間違っている」と言う事に。

 

どんなに抗っても、私の両親はあの2人な訳で。どんな親だろうと見捨てる事は出来ません。でも、私は結局父を見限って施設に入れる道を選ぶと思います。自分が壊れたくないので…😰私は母親程優しくも我慢強くもないので、早々に決断するでしょうね😓

 

でも、最後に言わせて下さい。

「施設入所は悪い事ではありません。高齢者福祉施設に身内を入所させる事にマイナスイメージを持たれている方がまだまだ多い日本ですが、家族にとって必要ならばそれは正しい選択なんです。施設入所して助かっている方は沢山居ます。ですから、今まさに身内の施設入所に悩んでいる方がいらっしゃる様でしたら心から言いたい。その決断は良い事です!」