心と身体に障害を持つ人の日常〜人生紆余曲折〜

震災原発事故被災後にひき逃げ事故の被害者になった人間の日々です

家族

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我が家の大事な家族の紹介です🙂

我が家は現在、3頭のワンコがいます。まずはおひとり、私を救ってくれた子の紹介を…。

 

私は産まれた時から家に犬が居ました。多い時は7頭飼っていて、その中には野良犬だったのを父が手懐けて飼い犬になったコもいました😀

父は狩猟をしていたので、主に狩猟犬を飼っていましたが、兄妹の子供が重度の犬アレルギーと判明して我が家にやってきたパピヨンもいました。

震災の時はパピヨンとイングリッシュセッターの2頭がいて一緒に避難しましたが、セッターは私がひき逃げに遭った後、まるで私と入れ替わるかのように私の意識が戻る直前に亡くなり、パピヨンも私が退院後に息を引き取りました😢15才と16才。そこそこご長寿だったと思います😌

家にはそのふたり以外に、烏骨鶏と保護したキジに合鴨に鯉なんかがいましたが、流石に連れて行けず、震災後一時帰宅した時には既にみんな死んでいました。

避難後、2頭がいなくなってからの私は、ひき逃げ事故の対応が最悪だった検察と警察への猜疑心が日に日に強くなり、誰も何も信じられなくてもう精神が破壊寸前状態でした。

その年の初夏の頃、所用で外出中に通りかかったペットショップに何故か立ち寄りたくなり、待ち合わせしているので時間がないと相方さん(現ダンナさん)は文句を言いつつ寄ってくれた時に出逢ったのが写真の子です🤗

その時、「何がなんでも今、ここのペットショップに行かなきゃ❗️」と思ったんです。

お店に入って導かれる様に向かった先に、この子がいました。子犬達がじゃれあってる遊び場で、ひとり私に寄って来て尻尾を振ってくる子がひとり…。

他の子たちは間違いなく子犬なのに、何故かおひとりだけ成犬ですか?って大きさ。犬種も良くわかんない。でも私はこの子を見た瞬間に「逢えた!」って思ったんです。

すぐに店員さんに出してもらって抱っこ。嬉しそうに私の顔を見つめる。犬種を聞いたら生後8ヶ月過ぎのミニチュアシュナウザーとの事。8ヶ月過ぎ…、だから大きかったのね。ほぼ成犬だもんね💦

店に着いてものの10分で決まりました。家族もビックリの勢いで決まりました。お店で最終処分の赤札の値段が貼られていた子で、他の子はひとりも見ずに決めたから、店員さんに「本当にいいんですか?」なんて聞かれたくらいです😅

でも私には、他の子なんて全く目に入らない。この子しかいなかったんです。この子が私を呼んでいたんじゃないかと思ったくらい、「キミと帰るぞ!」ってなったんです。

最初から決まってたんじゃないかと思います、この子は我が家に来るべくして来た子なんだと。だってこの子は、人生のドン底にいた私を救ってくれた救世主なんです❗️

 

…私は震災原発事故後、ひき逃げにも遭ったせいで精神状態が非常に悪くなり、せっかく助かったのに生きる気力を失いかけてました。しかし、。この子が来てからは、私が死にたくなる度に何かしらやらかして、私に『喜怒哀楽』を与えてくれます。そしてそれが私の生きる気力を取り戻してくれる『力』となりました。

先住犬達は父と兄妹の犬でしたから、この子は私が自分で決めて飼う初めての子になりました。

『運命』とか全く信じない人間でしたが、これは運命としか言いようのない出逢いでした。もしこの子と出逢わなければ、私は主人と再婚もしなかったし今の生活はなかったでしょう。この子が今の私達家族を作ってくれたと言っても過言ではありません。

 

今年で8才になります。相変わらずやらかしてくれますが、歳を取ったなぁと感じる事も多くなってきました。

まだまだ元気でいてくれないと困るので、定期検診に行ったり食事に気を付けてます。この子には、色々やらかしてくれても感謝しかありません😌

 

「ウチの子になってくれてありがとう。」と言う気持ちは、ペットを飼っている方は皆さん同じだと思います。

 

いつかはやって来る別れの日まで、この子が穏やかに健やかに過ごせる事を願って今日もみんな一緒にダラダラしてます😅

 

次回はこの子の相棒を紹介したいと思います。

以上、ウチの子自慢でした😁